オフ・オフ・マザー・グース (ちくま文庫)


オフ・オフ・マザー・グース (ちくま文庫)

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カスタマーレビュー(3)

韻にこだわる★4 , 2010-05-05
 タイトルは、オフ・オフ・ブロードウェイをもじって付けたらしい。
 マザーグースから60篇を選び、翻訳したもの。原文と、木版画が添えられている。木版画は18-19世紀の英米のものだが、訳者が手を加えているとか。
 数あるマザーグースの翻訳のなかでも、本書は、「韻」にこだわって訳されているという。原文の韻を尊重し、日本語でもなんとかリズム感を出そうと頑張っている。そのため、厳密な訳をはずれている箇所も多いが、これはこれで面白いのではないか。
 長い後書きがついていて、そこで訳の方針や工夫などが解説されている。こちらから読むべきだろう。
 2006年にはちくま文庫化もされている。
韻がいんです。★5 , 2007-01-20
1989年と1995年に出た2つの単行本(現在も刊行中)を一冊にまとめて文庫化したもの。
訳の日本語でも、行末の音を同じにする「韻」を試みている点が、北原白秋、谷川俊太郎の訳業と一線を画している。
苦心の翻訳。でもそれは言葉の遊びであって、挿絵の描き直しも含めて、本当に惚れ惚れとする仕事の楽しみぶりなのである。
巻末の「かなり長めのあとがき」というのがまた楽しくて、総勢120組が参加したCD(作曲は櫻井順)がぜひとも聞きたくなり、アマゾンでユーズドを購入。毎日家族で歌ってます。
音で引っ張っていくマザー・グースのようなナンセンスを文化として持っている英語というものがうらやましく感じられるが、そこのところを日本語でも試みている大変価値のあるお仕事だと思います(櫻井氏の曲も含めて)。
声に出して読みたい和田版マザー・グース★5 , 2006-12-13
声に出して読みたいです。それが和田さんの試みを本当に体験することになると思います。そして、日本語でもこんなにリズムに乗れるのだということがわかります。
単行本の時と異なり、和田さんの絵も満載でうれしいですね。
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